TIFFCOM

TIFFCOM 2025 開催にむけて ~TIFFCOM代表 CEOおよび TIFFCOM事務局長よりご挨拶~

「TIFFCOM」は今年で第22回を迎えます。
昨年は世界38の国・地域から4,000名を超える業界関係者にご来場いただき、過去最大規模での開催となりました。
国際共同製作や日本のIPに一層の関心が集まる中、海外からの参加者は前年比125%と大きく増加し、アジアにおけるコンテンツビジネスのハブとして、また日本の映像コンテンツの海外展開の場として、重要な役割を果たせたことを大変嬉しく思います。

各国コンテンツ業界のキーパーソンやクリエイターに多数登壇いただいた15本のセミナーでは、延べ2,000人超が参加され、多くが満席となりました。また、バイヤー、プロデューサー、インベスター等のビジター登録数も前年比15%増となり、アンケートでは約8割が「新規取引相手を開拓できた」、約半数が「完成したコンテンツ以外の商談を行った」と回答されました。より多様化するコンテンツ業界のプレイヤーやニーズに応えるマーケットとして評価いただいたことを光栄に感じております。

これまでの皆様のご参加とご協力に改めて感謝申し上げます。今年もコンテンツの売買に加え、業界最新情報を共有し、国際共同製作を推し進めるきっかけとなるプロデューサーネットワークを通して、さらに多くの出会いとチャンスが生まれることを願っております。

公益財団法人ユニジャパン 副理事長/TIFFCOM代表 CEO
椎名 保

--------------------------------------------------------------------------------------------

TIFFCOM 2025では、今年もより実りある出会いと商談の機会をご提供できるよう、東京都産業貿易センター浜松町を中心とした会場を昨年よりさらに拡大して皆様をお迎えします。既に出展申込は昨年を上回るペースで頂いており、初参加の国・地域も増えています。そして、今年はASEAN諸国との連携強化にも取り組んでおり、地域間のつながりを活かしたコラボレーションを推進する企画・取り組みを予定しております。

併せて、今年もバリエーション豊かなセミナーを15本前後準備し、国際共同製作、アジア各国の動向、IP戦略、日本コンテンツの最新海外展開情報など、幅広いテーマを扱いながら実践的かつ業界の最前線に迫る内容をお届けします。

また、マンガ・アニメ・ゲームなど日本発のIPの映像化へのニーズの高まりを受け、3年目を迎える「Tokyo Story Market」は「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」として進化します。映像化の原作権をお持ちの出版各社に加え、今年からは映像化のリメイク権をお持ちの映像制作会社も参加し、日本のマンガ・小説などの出版物、さらにリメイク権など取り扱いIPを拡大します。長編の資金調達を支援する「Tokyo Gap-Financing Market (TGFM)」とあわせ、映像化に関心を持つ国内外のプロデューサーとの出会いを促進し、新たな映像作品を生み出すためのマーケットとしてもぜひTIFFCOMを活用頂きたいと考えています。

TIFFCOMは、東京を中心とした日本・アジアのクリエイティブ産業のハブとして、作品の売買だけでなく、企画やパートナーシップを形にする出発点でもあります。映像やIPに関わる様々なプレイヤーの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

公益財団法人ユニジャパン / TIFFCOM事務局長
池田 香織
©TIFFCOM All Rights Reserved.