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「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」参加出版社・映像制作会社 決定!

グローバル市場において、マンガ・アニメ・ゲームなど日本発のIPコンテンツの映像化、リメイクの人気作品が急増する中、2023年に「Tokyo Story Market」がスタート。日本のマンガ、小説など原作の映像化権の売買に特化したマーケットとして国内の出版社と海外の映像プロデューサー、制作会社のマッチング機会を創出してきました。

世界各国からの日本IPへのさらなるニーズの高まりを受け、今年は映像化の原作権を持つ出版各社に、リメイク権を持つ映像制作会社も加わり、日本のマンガ・小説などの出版物、さらにリメイク権など取り扱いIPを拡大、「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」として進化します。

リブランディング初となる今年は、KADOKAWA、講談社、主婦と生活社、スクウェア・エニックス、東映、日本文芸社の大手出版社・映像制作会社6社が参加。TIFFCOM事務局がTIFFCOMに来場する海外の映像プロデューサーとのマッチングを行い、対面の商談機会を設けることで、日本のIPによる新たな映像作品の製作をサポートします。

=概要=
【日時】2025年10月29日(水)~31日(金)
【会場】都立産業貿易センター 浜松町館 2階展示場内
【参加者】海外映像プロデューサーおよびIPスカウト担当者、国内出版社および映像制作会社
【参加社】KADOKAWA、講談社、主婦と生活社、スクウェア・エニックス、東映、日本文芸社


「Tokyo Story Market」から
「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」

~世界が注目する日本の原作~

日本のマンガは世界の映像化ビジネスにおいて最も注目されているジャンルの一つで、世界的なヒットコンテンツの源泉となっています。そして日本の小説も、世界中に「ハルキスト」を持つ村上春樹さんを筆頭に、近年では東野圭吾さんや宮部みゆきさん、湊かなえさんといったベストセラー作家たちの著作が世界各国で様々な言語に翻訳されています。このような日本の優れた「原作」は現在、映像界においても海外から大きな注目を浴びています。

~グローバルコンテンツとして生まれ変わる日本の映画とドラマ~
日本の映画やドラマのリメイクの動きも加速しています。安藤サクラさん主演『百円の恋』の中国リメイクで、中国国内で約730億円の興行記録を樹立した『YOLO 百元の恋』、山田太一さん原作の『異人たちとの夏』(1988年)をイギリスで再映画化し、英国アカデミー賞6部門にノミネートされた『異人たち』、ハリウッドでは『ONE PIECE』の実写版シリーズ、スパイク・リー監督による『天国と地獄』の再翻案など、名作が各国で次々と新作に生まれ変わっています。

~「Tokyo Story Market」から「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」へ~
グローバルな流通システムの確立により、かつてはローカルに留まっていた優れたIPに対して、世界各国から引き合いが強まっています。TIFFCOMでは日本のIPへの需要拡大に応え、原作映像化権に特化した「Tokyo Story Market」を進化させ、リメイク権を持つ映像制作会社にも参加を拡大した「Tokyo IP Market: Adaptation & Remake」へとリブランディングします。

さまざまなジャンルの原作、映像コンテンツを保有する日本の6社が集い、言語の壁を超えた日本コンテンツの海外発信を進めます。また、マーケット初日10月29日の午前には、オープンな形での各社のピッチングセッションを開催し、より多くの1対1による商談へと繋げます。
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